「 情報処理安全確保支援士 」として「士」を名乗るためには、他の建築士、司法書士などと同じく、国に登録(登記)する必要があります。
情報処理安全確保支援士 に合格し、会社が登録費用を出してくれることになったので登録することにしました。
■目次■
- 1 無事にIPAより登録申請書類受付通知受領
- 2 公式登録の流れ
- 3 登録に必要な資料一式
- 4 登録に必要な費用 ※講習は別
- 5 身分証明書 (後見登記の通知を受けていないことの証明)
- 6 戸籍の謄本若しくは抄本又は住民票の写し(原本)
- 7 登記されていないことの証明書(成年被後見人、被保佐人に該当しないことの証明)
- 8 収入印紙(9000円分)
- 9 登録手数料(10、700円)の振込を証明するもの
- 10 ここまでそろえばあとは楽です。
- 11 登録申請書(IPAホームページより入手)
- 12 誓約書 (IPAホームページより入手)
- 13 支援士試験等の合格証書のコピー
- 14 登録事項等公開申請書(IPAホームページから入手)
- 15 領収書返送用封筒(希望者のみ)
- 16 送付資料チェックリスト(IPAホームページより入手)
- 17 申請後
- 18 これから試験を受ける方へおすすめ講座
無事にIPAより登録申請書類受付通知受領
無事にIPAより資料の受付メールは届きましたが、登録に関する流れや費用で結構試行錯誤で調べながらやっていたので苦労した点など、織り交ぜながら登録の流れ 必要な資料や登録費用をまとめたいと思います。
登録後に必要なオンライン講習(年1回2万)や集合学習(3年に1回 8万)とは別で、情報処理安全確保支援士を名乗れる(以下の一覧に載る)までに必要な方法です。
公式登録の流れ
2019年2月現在の情報です。最新情報はIPAから入手お願いします。(登録できなくても当方では責任は一切おえません)
https://www.ipa.go.jp/siensi/formlist.html
https://www.ipa.go.jp/files/000063891.pdf
当サイトではIPAサイトをベースに、私自身が難しく感じたところを補足説明します。
登録に必要な資料一式
詳細はこれから記載しますが必要なものは以下になります。
IPAホームページから入手するもの
- 登録申請書
- 誓約書
- 登録事項等公開届出書登録事項等公開届出書
- 登録申請チェックリスト
役所など公的機関で事前に入手するもの
- 9000円分の収入印紙(主に郵便局)※コンビニでは少額印紙しか手に入りません
- 身分証明書 ※本籍地で入手(郵送可能)
- 戸籍の謄本若しくは抄本又は住民票の写し(原本)
- 登記されていないことの証明書(成年被後見人、被保佐人に該当しないことの証明) ※法務局で入手(郵送可能)
その他事前入手書類
- 情報処理安全確保支援士の合格証書のコピー(原本送らないように!)
- 登録手数料(10、700円)の振込を証明するもの
登録に必要な費用 ※講習は別
IPAへ支払う費用
- 登録料金(振込) 10,700円
- 収入印紙 9,000円
公的書類発行手数料
- 登記されてないことの証明書に貼る印紙 300円
- 身分証明書発行費用 300円
- 住民票、戸籍抄本、謄本発行費用 300~450円
その他費用
・IPAへ書類一式を送付する書留料金 400円くらいだったかな、、 ・公的書類を郵送で取り寄せるための 往復郵送代 82円×2(往復)×取り寄せ先 |
結局合計は?
公的書類の取り寄せ方法によって異なりますが、必要な金額は
21,000円~22,000円くらいになると思います。
身分証明書
(後見登記の通知を受けていないことの証明)
まず、運転免許証やパスポートなどではありません!
「身分証明書(後見登記の通知を受けていないことの証明)」
・本籍地のある各市区町村の窓口又は郵送で申請、発行手続きを行う必要があります。3ヶ月以内に発行された原本であることが条件です。
本籍地でしか手に入らないので、当方は本籍は九州 居住地は関東なので本籍地の役所から郵送してもらう方法としました。
私の場合は、大分市(本籍)の役所に郵送で依頼
- 身分証明書 1通300円
とありますが、郵送の場合、支払いは現金や切手ではNGで、「定額小為替」である必要があります。手数料が100円別にかかります、、
法律上、郵便局でしか手に入りません!(土日不可なので、締め切り間際の人は気を付けてください)
結局、郵送の場合は以下を封筒に入れて送付する必要があります。
- 定額小為替 (身分証明書は300円 ですが、戸籍抄本なども一緒に取り寄せる場合はそのぶんプラスとなります)
- 返送用の封筒に切手を貼ったもの(宛先に自宅の住所を記載要)
- 申請書(役所のホームページから入手)
- 運転免許所などのコピー(身分証明書 と書きたいところですが、取り寄せしているものとごっちゃになりそうなので 写真付き公的証明書コピーという意味で)
戸籍の謄本若しくは抄本又は住民票の写し(原本)
住民票は居住地の役所で手に入ると思いますが、マイナンバーの記載があると受領してくれないので注意お願いします。
戸籍抄本、謄本の場合は、先ほどの身分証明書と一緒に取り寄せると効率的です。(私の場合は450円でした。)
登記されていないことの証明書(成年被後見人、被保佐人に該当しないことの証明)
以下の入手方法があります。
・東京法務局後見登録課、全国の法務局・地方法務局(本局)の戸籍課窓口
・郵送で申請
郵送の場合は、全国一律「東京法務局後見登録課」のみの様です。いかに詳しく記載されています。
証明申請書(PDF)に記載して、印刷→300円の収入印紙を発行手数料として貼る必要がありますので、9000円分の収入印紙を入手するついでに、300円収入印紙を郵便局で手に入れましょう。
証明事項は一番上の「成年被後見人、被保佐人とする記録がない。」にチェックを入れればいいみたいです。
以下を郵送します。(郵送先上記PDF2ページ目に記載があります)
以下を郵送するイメージです(私は届くのに8日かかりましたので余裕をもって申請するとよいでしょう)
- 登記されていないことの証明申請書(300円の収入印紙を貼りつけ要)※絶対に割り印しないこと!(無効になります)
- 返送用封筒に自宅住所記載と切手を貼る(82円)
- 運転免許所などのコピー(身分証明書 と書きたいところですが、取り寄せしているものとごっちゃになりそうなので 写真付き公的証明書コピーという意味で)
収入印紙(9000円分)
200円収入印紙はコンビニで手に入りますが、それ以上高額なものは主に郵便局で入手する感じになります。
https://www.nta.go.jp/information/release/pdf/inshi_kaisei.pdf
上記を見てもらうとわかると思いますが「9000円」の収入印紙は現状有りません。
9000円分という意味になります。5000円+4000円などで9000円分にすればOKです。
登録申請書の所定の箇所に貼り付ける感じになります。
登録手数料(10、700円)の振込を証明するもの
振込先は「情報処理安全確保支援士の登録の手引き」(IPA)に記載されています。
https://www.ipa.go.jp/files/000063891.pdf
金融機関などへの支払いを証明できる書類としては以下になります。
インターネットバイキングでの振り込み明細画面のコピー
ATMの明細票など(コピー可能)
窓口の場合は受領書など(コピー可能)
上記を登録申請書に貼り付ける感じです。
ここまでそろえばあとは楽です。
登録申請書(IPAホームページより入手)
記入例に従いPDFに入力→印刷 残りの箇所を手書き、押印となります。
収入印紙(9000円分)、振込証明書(10700円)を貼りつける。
先ほど入手した収入印紙(9000円分)、振込証明書(10700円)を所定箇所に貼り付けます。割り印は絶対にしないこと!
誓約書
(IPAホームページより入手)
PDFを印刷し自筆で記入、押印します。
支援士試験等の合格証書のコピー
以下いずれかになります。
- 情報処理安全確保支援士の合格書のコピー
- 合格証明書の原本
合格証書が届いてから、半年ごとに設けられた締め切りまでたったの2週間しかありません。
登録事項等公開申請書(IPAホームページから入手)
PDFファイルを印刷し 一般公開される範囲を記載 自筆で記入 捺印
領収書返送用封筒(希望者のみ)
振り込みした10700円の登録費用の領収書を希望する場合、返送用の封筒に自宅住所を記入し82円切手を貼りつける。
送付資料チェックリスト(IPAホームページより入手)
今まで述べてきた資料がすべてそろっているかのチェックする書類
申請後
1月31日の締め切りに対して、2月上旬には受付完了メールと10700円の領収証が郵送で届きました。
4月1日付で登録されると思います。
これから試験を受ける方へおすすめ講座
これから試験を受ける方は以下の
情報処理安全確保支援士「7つの突破口」がおすすめです。
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