物理層(レイヤー1)
電気信号、伝送媒体 を管理する層になります。
例えば伝送媒体は ツイストペアケーブルや光ファイバーケーブルなどがあり、その種類や規格を概要として知っておく必要があります。
データリンク層(レイヤ2)
隣接ノード間(隣同士)の通信を実現します。
LANで見ると イーサーネット(有線) 、無線LANが該当します。
機器レベルでは L2スイッチ、スイッチングハブなどがあります。
関係する知識としては、VLAN、STP、認証スイッチ、MACアドレステーブル等々の知識が必要になります。
ネットワーク層(レイヤ3)
機器レベルではルータ、L3スイッチなどが関係します。
あるネットワークからあるネットワークにデータを送信する場合、どのような道を通っていくかという 経路制御が主な話題となります。
IPアドレスを基にルーティングを行います。IPv4アドレス、IPv6アドレスに関する知識が必要になります。
ルータ、L3スイッチでは、ルーティングテーブルに関する知識、ルーティングプロトコル RIP OSPF など
冗長構成(ルータが壊れた場合にもう一方に転送)の知識としてVRRP、負荷分散に等に対する知識が必要となってきます。
最近ではSDN(OPEN FLOW)などの知識が問われることが多くなってきています。
最近はネットワーク層、データリンク層(L2)がごっちゃ混ぜになって仮想化の知識が問われるようになって、体系的に学習することが必要になってきています。
ネットワーク層では、信頼性の無い(届く保障はない)ので、トランスポート層(L4)で信頼性のある通信を実現しています。
トランスポート層(レイヤ4)
信頼性のある通信とは送ったパケットが全て相手に届く(欠損がない) エラーを含まずにとどくこと、また送った順序通りに届くことを保証します。
①⇒②⇒③ とおくったら ① ② ③の順序で届くこと(順序が分かるようにする仕組みがある)のがトランスポート層になります。※シーケンス番号
信頼性のある通信という意味でコネクションを確立します。(3Wayハンドシェーク)
それを実現するプロトコルがTCPといわれます。
一方、コネクションレス型のプロトコルとしてUDPというものがあります。
その他、ポート番号の知識も必要になります。
マルチキャスト通信
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